THE ROCK ODYSSEY 2004 いいたい放題THE ROCK ODYSSEY 2004 @ OSAKA DOME 2004/07/25 Sun2004年7月25日(日)。大阪ドームで開催されたTHE ROCK ODYSSEY 2004 に参加した。 朝11:00〜夜9:00前までライヴ漬けの一日を堪能した。 出演アーティストは以下の通り。 LOVE PSYCHEDELICO, JOSH TODD, MISHELLE BRANCH, ウルフルズ, PAUL WELLER, THE WHO, AEROSMITH。 このラインナップがいかに豪華なものかはロックファンならわかってもらえると思う。 以下はライヴ感想文。ジョシュ・トッドとポール・ウェラーがないのはあまりにも彼らについて私が知らなさ過ぎるから。 当日の雰囲気をちらっとでも感じてもらえたら大変嬉しく思う。 |
LOVE PSYCHEDELICOTHE ROCK ODYSSEY 2004 @ OSAKA DOME 2004/07/25 Sunラブ・サイ(勝手にこう呼んでみる)って名前は耳にしたことあったけど、曲を聴くのは今回が初めて。 正直言って、思った以上に良かったー。多分、この日に出たバンドと比べても演奏技術はかなり高いんじゃないかな。(自分では楽器を持たないのであくまでも主観ですが) 特にヴォーカルのKUMIがクールだった。 女性がギターを手にするのはあまりカッコ良くないなーと普段思っている自分でさえ、彼女のパフォーマンスには見とれてしまった。ロングコートを翻し、ギターを低く構える姿は、まるで女版キース・リチャーズ!! ちょっと惚れた。(笑) オープニングSEは、原曲は1969年にジョン・レノンが作詞・作曲、1991年湾岸戦争の折に息子ショーン・レノンが作詞し直し、多くのアーチストが参加してレコードとビデオが作られた反戦歌「Give Peace A Chance」。 懐かしーと思ってしまった。(1991年頃MTVでよくかかってました。実はりっちぃはビデオを購入してます。) バンドのメッセージ、「NO WAR, LOVE & PEACE」に因んでいるのかな? 彼らの曲は、60〜70年代風の音造りで、あたら懐かしい感じのサウンドが心地いい。ヴォーカルのKUMIの声はよく通りソウルフルで、ギターを持ち歌う様はなかなかCOOL! バンドは6人組。ヴォーカルとドラムスが女性。ドラマーの女性って珍しい気がする。でも結構力強くリズムもしっかりしていて安心して聴けた。 どうやらストーンズに影響を受けているらしく、「Like A Rolling Stone」を演ったりしてた。(ボブ・ディランのこの曲、よくストーンズもコンサートで演奏してます。) ぜんっぜん、曲は知らなかったけど、すごくいいバンドだなって思えたラブ・サイでした。アルバム買おうかな? P.S. えっ?ラブ・サイってユニットだったの??略してデリコっていうの?
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1. EVERYBODY NEEDS SOMEBODY 2. LIKE A ROLLING STONE 3. HAPPINESS 4. FREE WORLD 5. LADY MADONNA 〜 ROCKIN' IN THE FREE WORLD 2004年8月06日作成 |
MICHELLE BRANCHTHE ROCK ODYSSEY 2004 @ OSAKA DOME 2004/07/25 Sunミシェル・ブランチは眠かったー。 午後13:00前、ステージに現れた彼女は、以前TV(ミュージック・フェア)で見た時と違い髪を金褐色に染めている。肌の色も健康的な小麦色だ。体格も立派になっていた。 それにでかいエレアコギターを抱えている。ん?なんかイメージと違うな。 今回ミシェル・ブランチも一通りアルバムを聴いていたので、生身の彼女の声を聴くのは楽しみだった。 けど、演奏された楽曲は1曲目を除いて、ほとんど「弾き語り!」だった。 そりゃ、彼女の作った曲だからシンガー・ソング・ライターのようにギターを弾きながら歌いたいのは分かるけど、なにせあれだけのキャパの会場。ギターの弾き語りばかりじゃイマイチ盛り上がらず、眠ってしまうオーディエンスもちらほら。かくいう私も7曲目で眠気が襲ってきて、8曲目では眠ってしまった。隣の姉は?と見てみると、彼女も9曲目ではすやすやと眠っていた。 こんなことなら、1曲か2曲を弾き語りにしてあとは生バンドの演奏でミシェルがギターを持たずに歌った方がずっとよかったんじゃないかと思った。その方がより弾き語りの魅力も輝くと思う。 あまりにも弾き語りのオンパレードだったので、なんかまったり、のんびりしたライヴになっちゃってて、フェスらしくないなーって感じた。 次回はミシェルの歌声をじっくり聴かせる演出になっていることを期待します。(次回はあるのか?)
♪〜SET LIST〜♪
1. FIND YOUR WAY BACK 2. EVERYWHERE 3. LOVE ME LIKE THAT 4. HOTEL PAPER 5. GOODBYE 2 U 6. THE GOOD KIND 7. ALL YOU WANTED 8. TIL I GET OVER YOU 9. ARE YOU HAPPY NOW? 10. EMPTY HANDED 2004年8月05日作成 |
ULFULSTHE ROCK ODYSSEY 2004 @ OSAKA DOME 2004/07/25 Sunウルフルズはめっちゃ楽しかったー!! これぞ、フェスの醍醐味。普段なかなか観れない国内アーチストが観れるなんて。 しかもそれがウルフルズ、言うことないです。 「大阪による大阪の為の…」という言葉で始まったこの日のライブ。 「大阪ストラット」っていう大阪名物盛り沢山の曲や、あのちょー有名な「ガッツだぜ!!」 を立て続けに演奏してくれて、眠っていた観客もみんな起きてすごく盛り上がってた。 3曲目には、「シャレとリスペクトを込めて」と紹介され、THE WHOの名曲「Summer Time Blues」!!を演ってくれたし、その後「バンザイ〜好きでよかった〜」や「ええねん」。金の切れ目が縁の切れ目の掛け合いで始まった「借金大王」などなど。どの曲もキャッチーで聴いてると自然に笑顔になってくる楽しい曲ばかり。 その次の曲「Sun Sun Sun '95」でも、曲中トータスが「ポール・ウェラーがトイレの前にギター持って立ってた」っていきなり語るし、トータスもかなり興奮気味。 トータスの衣装は…。ジャスティン(THE DARKNESS)に借りてきたんじゃないの?と思わず思ってしまったシルバーのツナギ!!(フリンジ付き)しかも胸が半分開いてて(ジャスティンの方が開いてたけど)、これが無理無く似合ってたー。ウルフルズの普段のライブの衣装もこんなのかな?それともフェス仕様? アンコールは2曲。「愛がなくちゃ」と「いい女」。「愛がなくちゃ」の前には、トータスがこっぱずかしい科白をはいてたけど(ここには、書けませーン。)、そういうマジなトータスもまた素敵。 「いい女」の曲中では2度もトータスが引っ込んだので、ドラムスのウルフル・ケイスケが「みんなでトータスを呼ぼう!」なんて言って「トータス」って、みんなで呼んじゃったり。 まさに大阪にウルフルズあり!って感じの浪速パワー炸裂の全力投球ライヴでした。
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1. 大阪ストラット 2. ガッツだぜ!! 3. サマータイムブルース 4. バンザイ〜好きでよかった 5. ええねん 6. 借金大王 7. SUN SUN SUN 95 8. 愛がなくちゃ 9. いい女 2004年8月06日作成 |
THE WHOTHE ROCK ODYSSEY 2004 @ OSAKA DOME 2004/07/25 SunTHE WHOは凄かったー!!(こればっか) 開演時間の17:00から約20分遅れでメンバー登場。 あの伝説のWHOが舞台に立っている! 特にここ最近は、WHOばっかり聴いてたのでりっちぃの気合も十分。 WHOのライヴは、みんなWHOって知ってるの?って感じで初めから結構盛り上がってた。(前のポール・ウェラーが地味だったせい?) 今回、「Who's next」アルバムで予習してきただけだから、曲はそんなに知らなかった。 このアルバムからは予想通り数曲演奏してくれた、記憶に間違い無ければ、「Baba O' Riley」、「Love Ain't For Keeping」、「Behind Blue Eyes」、「Won't Get Fooled Again」。 「Baba O' Riley」を3曲目に演奏してくれた時は、一番感動したなぁ。初めのキーボードの音から歌いだしまでCDで聴いてたとおり、いやそれ以上に素晴らしかった〜。 ヴォーカルのロジャー・ダルトリーってユニークな人物で、古い曲を「New Song」と言って紹介したり、マイクをぐるぐる回しちゃったり。SKID ROW初来日のセバスチャン・バックのマイクプロペラ回しを思い出してしまった。(笑) ギターのピート・タウンゼンドはギターを弾きながら、腕を大きく回してた。これも何処かで観たライヴパフォーマンスだ。っていうか彼らが後のバンドに多大な影響を与えてることがよーくわかった。東京では、恒例の「ギター壊し!!」をしてくれたそうだけど、大阪ではそれはなかったよーな。 後で聞いた話だけど、ピートって59歳(!)だそう。元気ハツラツで、全く年齢を感じさせなかったのは流石だ。 曲は確かにあまり知らなかったけど(アルバムもう一枚くらい買えばよかったー)、THE WHO独特の(狂気の?)世界に触れられたのはちょっと言葉では巧く表現できない体験だった。 欲を言えば、「Summer Time Blues」と、極めつけ!の「My Generation」を聴きたかったなぁ。
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1. CAN'T EXPLAIN 2. SUBSTITUTE 3. ANYWAY ANYHOW 4. BABA O'REILY 5. BEHIND BLUE EYES 6. REAL GOOD LOOKING BOY 7. WHO ARE YOU 8. 5.15 9. LOVE REIGN OVER ME 10. MY GENERATION (あ…、My Generationって演奏してたんですか?。。(汗)) 11. WON'T GET FOOLED AGAIN 〜encore〜 12. PINBALL WIZARD 13. AMAZING JOURNEY 14. SEE ME FEEL ME 15. LISTENING TO YOU 2004年8月05日作成 |
AEROSMITHTHE ROCK ODYSSEY 2004 @ OSAKA DOME 2004/07/25 Sun午後19:20過ぎ、満を持してエアロ登場! ヒットパレードライヴになると思ったりっちぃの予想を大きく裏切り、7/13に引き続いて「HONKIN' ON BOBOツアー・パート2!」のような模様になった。 メンバーが登場する前、傘をくるくると回し、白塗りの道化?が出てきたのは前回と一緒。ただ次の展開は違った。滑り出しの一曲目は「Mama Kin」だった。それから、「Toys In The Attic」や、「Love In An Elevator」を演奏した。心配していたスティーヴンの右足はしっかりサポーターで守られていて、彼も元気に歩き回っていて一安心。(ホントは痛いんだろうけど) 今日の方が前回の公演より、声も良く出ているみたい。 「Road Runner」や、「The Grind」、「Cry'n」、「Jaded」。この辺の選曲も前回とは違う展開。特別だったのは、この後、「Rattlesnake Shake」が披露されたこと。(ここで特大のマラカス登場!軽いのかな??)その後は、お馴染みジョーの"味"のあるヴォーカルが聴ける「Back Back Train」、「Stop Messin' Around」。 そしてりっちぃもよく知らなかったこの3曲。(勉強不足ですね…反省)。「S.O.S.」、「One Way Street」、「Walkin' The Dog」がごく自然に演奏されていく。あとで曲名が分かったのだけど、伊藤政則氏もラジオで「大阪のファン羨ましいよー。幸せものだよ。」って言ってたくらい、レアなセットリストだった。実は地味な曲だなーなんて思ってたのだけど。 ライヴで欠かしたことが無い?「Dream On」が始まり、またジーンとする。曲のラストはわりとあっさりしていた。前回はズシーンと重く響く終わり方だった。 続いて「Draw The Line」から「Baby Please Don't Go」、「Walk This Way」の3連打。ラストは「Sweet Emotion」。 アンコールはスペシャル大サーヴィス!ずっと聴きたかった「Livin On The Edge」をしてくれた。なんか演奏してくれそうって予感はしたけど、実際演ってくれたので、すごくすごく嬉しかったー。取りあえず、この曲を演奏してくれたので、スティーヴンの調子は悪くなかったんだろうな。(だって、エネルギー要りそうな曲だと思わない?) 最後に「Train Kept A Rollin'」が演奏され、金銀白の紙吹雪が舞ったのも13日のライヴと一緒だった。 (枚数は前回には及ばなかったが…) 正直、7/13のライヴより、出来は良かったと思う。なのに、なのに、途中退場者続出(りっちぃの席は通路横…。)で悲しかった。(遠方から来てたのかな?)個人的には、13日のライヴで終わっちゃったらかなり心残りだったんだけど、今回のライヴで良いパフォーマンスが観れたので良かったと思う。 でも初めてエアロを観てから、14年。彼らも大分疲れているみたい。。 しばらく活動停止して、ゆっくり休んでから、また元気に暴れて欲しい。
♪〜S E T L I S T〜♪
1.MAMA KIN 2.TOYS IN THE ATTIC 3.LOVE IN AN ELEVATOR 4.ROAD RUNNER 5.THE GRIND 6.CRYIN' 7.JADED 8.RATTLESNAKE SHAKE 9.BACK BACK TRAIN 10.STOP MESSIN' AROUND 11.S.O.S (TOO BAD) 12.ONE WAY STREET(INTRO ONLY)〜MOVIN' OUT 13.WALKIN' THE DOG 14.DREAM ON 15.DRAW THE LINE 16.BABY PLEASE DON'T GO 17.MOTHER POPCORN〜WALK THIS WAY 18.SWEET EMOTION 〜e n c o r e〜 19.LIVING ON THE EDGE 20.TRAIN KEPT A ROLLIN' 2004年8月06日作成 |